ホーム  > 一般の方向け情報  > ジェネリック医薬品について  > 2. ジェネリック医薬品に不安・疑問のある方へ

背景色

2. ジェネリック医薬品に不安・疑問のある方へ

Q2-1 ジェネリック医薬品は安いというけど、安心して服用できるの?

A

ジェネリック医薬品が低価格なのは、開発費用が少なくてすむからです。
品質は新薬と同等であり、安心して服用していただけます。

解説

先にも説明しましたが、ジェネリック医薬品は開発費用が少なくてすむので、低価格で提供できるおくすりです。一方、国が定めた医療用医薬品に求められる厳しい品質基準で承認されています。また、法律にしたがって新薬と同様に製造管理や品質管理が厳しくチェックされています。ジェネリック医薬品は新薬の特許期間が終了した後に発売されるので、この間に多くの患者さんに使用され、その効き目と安全性が十分に確認されているおくすりです。ご安心ください。

Q2-2 新薬とジェネリック医薬品は、効き目も副作用も同じなの?

A

ジェネリック医薬品は、新薬と同じ有効成分を同じ量含有し、効き目も安全性も同等です。またより飲みやすくしたおくすりを開発することもあり、添加剤の違いや、色や形が違うものがありますが、効き目や安全性に違いはありません。

解説

新薬は特許期間中に多くの患者さんに使用され、その効き目と安全性が十分に確認されています。ジェネリック医薬品は新薬と有効性・安全性が同等であることを生物学的同等性試験 により確認しています。
副作用は新薬、ジェネリック医薬品に関係なく起こる可能性があります。体調に異変を感じたり、不安になることがあったりしたときには、医師や薬剤師にご相談下さい。

※生物学的同等性試験:新薬と同じ早さで同じ量の有効成分が体内に吸収されるか確認する試験。

ジェネリック医薬品は、新薬と異なる添加剤を使用する場合がありますが、医薬品に使用する添加剤はそれ自身が体に作用したり有効成分の治療をさまたげたりするものは使用していません。使用前例があり、安全性が確認されている添加剤が使用されています。添加剤が異なっても、効き目や安全性に影響はありません。
ただし、アレルギーをお持ちの方は、新薬、ジェネリック医薬品を問わず、添加剤の中でアレルギーを起こすものがあるかもしれませんので、医師や薬剤師にご相談下さい。

Q2-3 ジェネリック医薬品はどんな試験で確認しているの?

A

ジェネリック医薬品は、国で定められた下記4項目の試験を実施しており、これらの試験によって品質、効き目、安全性を保証しています。

解説

Q2-4 ジェネリック医薬品には、飲み易く工夫されたものがあるの?

A

ジェネリック医薬品には患者さんに優しい製剤工夫がされているおくすりもありますが、効き目は変わりません。

解説

ジェネリック医薬品の中には、新薬と色や形が違うものもあります。これは新薬が発売されてからジェネリック医薬品が発売される間の製造技術の進歩や、製薬企業の製剤開発の工夫により、飲みやすく改良することがあるからです。色や形、味や香りなどが異なる場合がありますが、効き目に差はありません。

Q2-5 なぜ国や健康保険組合が、ジェネリック医薬品を推奨するの?

A

我が国は社会保障費の増大が深刻な問題となっており、また、健康保険組合でも医療費の増大により財政が危機的状態になっています。その為、将来の世代にその負担を先送りせず、国民皆保険制度を維持するためにも、低価格なジェネリック医薬品の普及が求められています。

解説

今、国民医療費が年に約1兆円も増加していて、国民皆保険制度の維持のための負担が増加しています。

ジェネリック医薬品は、安価で新薬と同等の治療効果が得られるおくすりです。自己負担の軽減だけではなく、将来の世代にその負担を先送りしないためにも患者さん一人ひとりができることとしてジェネリック医薬品の使用が求められています。

国の目標であるジェネリック医薬品シェア80%を達成した場合、約1兆3千億円の医療費が節約できる ともいわれています。
※:参考経済財政諮問会議資料(内閣府)

関連情報として、当協会作成の 「日本がもし、1000人の村だったら?」 に、わかりやすく解説されていますので、ご参考にしてください。

少子高齢化や生活習慣病の増加で、将来の社会保障の財源が心配されている日本。
この日本を1000人の村に置き換えて、わかりやすく国民皆保険制度の現状について編集しました。

日本がもし、1000人の村だったら?