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NDBオープンデータについて

最近「ビッグデータ」という言葉をよく耳にすると思います。今回ご紹介するのは、その一つである「NDBオープンデータ」です。


厚生労働省はレセプト情報(平成21年度分~)と特定健診等の情報(平成20年度分~)を収集し、「レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)」に格納を行い、平成23年から行政機関や研究者等に向けてデータの提供を行っていました。現在、NDBには医療保険のレセプトデータのかなりの部分が集められるとともに、年間2千万件を超える特定健診・特定保健指導のデータが含まれており、国民の医療動向や健康等の実態を把握する観点から、有用なデータと考えられます。

こうしたデータの有用性を更に活かすため、厚労省は「NDBオープンデータ」を平成28年10月12日から公表しています。国民皆保険制度下にある日本においては、国民の医療の実態を全数に近い割合で評価できるため、保険医療を対象とした各種政策の立案や各種研究を行うにあたって、非常に貴重なデータと考えられています。
今回公表された第一回NDBオープンデータの集計対象は、平成26年度の医科(入院・入院外)、歯科、調剤、DPC各レセプトと平成25年度の特定健診データであり、各項目について都道府県別、及び性年齢階級別に集計され、今後も継続的に公表して行く予定としています。NDBオープンデータには歯科用疾病、特定健診データ等、膨大なデータがありますが、薬剤については内用薬・外用薬・注射薬の剤形別に、それぞれ入院・外来(院内)・外来(院外)ごとに薬効分類別で使用実績の高い上位30位の製品とその使用量が掲載されています。これにより、剤型・薬効郡ごと、都道府県ごとにジェネリック医薬品の浸透度等が把握出来ますので、我々の業界にとっても非常に有用なデータといえます。


このようなビッグデータは今後、データヘルスにも活用され、国民の健康増進や医療費の適正化等に幅広く活用されていくこととなるでしょう。

NDBオープンデータは厚労省のホームページからダウンロードできます。

厚生労働省ホームページ「第1回NDBオープンデータ」

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000139390.html