社長就任ご挨拶
キョーリンリメディオ株式会社
代表取締役社長 橋爪 浩
2018年4月にキョーリンリメディオ株式会社の代表取締役社長に就任致しました。当社は「キョーリンは生命(いのち)を慈しむ心を貫き、人々の健康に貢献する社会的使命を遂行します」というグループ共通の企業理念の下「信頼される医薬品企業」を目指しております。
私自身は、大学卒業とともに杏林薬品(現杏林製薬)に入社し、7年間福島市担当のプロパーとして、その後は本社で情報システム系や営業系のスタッフとして業務に携わってまいりました。2005年に、杏林製薬と東洋ファルマーの資本提携、その後の子会社化にともない、当時、杏林製薬にあった人事制度(プロ野球で言うところ「FA制度」)を利用し、希望して当社に出向させてもらいました。
赴任してからのこの13年間、ジェネリック医薬品業界のみならず医薬品業界全体を取り巻く環境は、物凄いスピードで変化してまいりました。また、これからも大きく変貌してゆくと考えております。今後は、JGAに加盟している一企業として、なお一層ジェネリック医薬品業界に貢献できるように尽力してま
いりたいと思っております。宜しく、お願い致します。
日本薬品工業株式会社
代表取締役社長 工藤 伸一
本年4月1日より日本薬品工業株式会社の代表取締役社長に就任致しました。
当社は日本ケミファグループにおける先発医薬品やジェネリック医薬品の製造を柱とし、自社営業によるジェネリック医薬品の販売やグループ外の企業様から製造受託をいただくなど、製造から販売まで、広く事業を展開しております。2010年からはグループ内における製造業務の集約により、二つの工場(茨城県稲敷市・筑西市)を有する体制を確保し、東日本大震災から3年後の2014年にはBCP対応を踏まえ、筑西市のつくば工場に免震工法の新棟を増設致しました。国内の体制を増強する一方で、翌2015年3月には経済成長著しいベトナム社会主義共和国において、ホーチミン市近郊に当社の100%出資会社としてNIPPON CHEMIPHAR VIETNAM CO.,LTD.を設立し、昨年3月に同地に工場を竣工するなど、新たな事業にも着手致しました。
折しも昨年、政府より示された薬価制度の抜本改革は、業界に大きな衝撃を与えました。社長就任と同時に新たに重たい宿題が課された次第ですが、ジェネリック医薬品数量ベース80%時代に何が起こり得るか、精緻に市場を見定め、これからあるべきジェネリック医薬品のサプライチェーン体制を構築することが私たちの使命であると心得なければなりません。先行きの不透明な難しい時代、それぞれの企業の特徴を活かした連携が必要となってまいります。微力ではありますが、業界のためにお役にたちたいと思っております。今後ともご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。