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月刊JGAニュース

「2018 APEC ビジネス・エシックス・ フォーラム(東京会議)」について  

 本フォーラムは、APECが策定した医薬品分野と医療機器分野における倫理原則についてAPECに加盟する21のエコノミー(国)に拡大し定着させることを目的に2011年から毎年開催されています。本年は7月18日(水)から20日(金)に東京で開催され、各国から患者団体・医療関係者・製薬団体関係者・医療機器団体関係者・行政関係者・企業が一堂に会しました。上位団体である日本製薬団体連合会と一般社団法人日本医療機器産業連合会が参画する同フォーラムに、当協会からも5名が出席いたしました。
 7月19日にはスポットライト・オン・ジャパンと題したパネルディスカッションが組まれ、製薬団体、患者団体、医学会、厚労省からのパネリストが出席し、日本の取り組みについて議論がなされました。
 7月20日には日本における倫理的連携のためのコンセンサス・フレームワークへの調印式が行われました。調印式には、患者団体を始めとし、医師会、薬剤師会、看護協会、業界団体、厚生労働省の8団体が名を連ねました。
 コンセンサス・フレームワークは、共通の価値観のもと患者さんへ質の高い医療を提供し、患者さんに最大限の利益をもたらすための医療関係団体による倫理的な連携の枠組みを記載した文書です。
 今後は、倫理的協力の実行、モニタリングなどについての報告を目的としてフレームワークに関わるすべての団体が参加した定期的な会議が開催される予定です。
 GE薬協としても本活動に加わり、団体およびGE業界に対する信頼性の向上、業界の自主ルールへの医療関係者の認知、理解の向上に繋がるものと期待します。


●フォーラムの概要、コンセンサス・フレームワーク(日本語版)は、APECのウェブサイト
 (7月24日付けニュースリリース)にてご覧いただけます。
https://www.apec.org/Press/News-Releases/2018/0723_health

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