社長就任ご挨拶
全星薬品工業株式会社
代表取締役社長 中出 登
本年5月31日に代表取締役社長に就任いたしました中出です。
JGA会員の皆様には平素よりご支援を賜り有難うございます。
弊社は1951年に設立し、「まごころを込めて 健康をお届けします」をスローガンに、優れた製品を世に送り出すことが人々の健康維持に貢献できるものと考え、独創的な研究開発力と高度な生産技術力に磨きをかけてまいりました。
私は12年前(2007年)に田辺三菱製薬から全星薬品工業に入社し、管理部門を担当してまいりました。
2007年は、ジェネリック医薬品の使用促進に関し政府方針が明確化(シェア目標、アクションプログラム策定)された年であり、以降の種々使用促進策により年々想定以上に増加する需要の対応に四苦八苦しながらも安定供給体制の構築に努めてまいりました。
国内市場は2020年9月までの数量シェア80%達成に向けた使用促進策により需要が伸び生産数量の増は見込めるものの、薬価制度抜本改革等による外部環境の変化により、今後の業界環境は益々厳しいと認識しております。
弊社としましては、新しいビジネス等の生き残り策を模索しながら、ニプログループの一員として、引き続き特徴のあるジェネリック医薬品の開発、並びに内服固形剤の製造受託会社として生産・品質管理の拡充整備を進め、高品質な医薬品の安定的な供給を通じて、ジェネリック医薬品業界に貢献してまいる所存でございます。
今後とも、より一層のご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。