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月刊JGAニュース

委員会活動報告  

2019年度環境ポスター・キャッチコピー 最優秀賞受賞者
ニプロファーマ株式会社 鏡石工場 橋本 菜津美 様より
「キャッチコピーに込めた想い」

 この度は、最優秀賞という大きな賞をいただき、とても驚きましたが大変光栄に感じております。

 中学生の頃の私は友人たちと「アース戦隊」という組織を勝手に結成し、再生紙の文房具を使用することを呼びかけ、現在では終了してしまったグリーンマーク収集のために全校生徒のノートを片っ端からカットすることに力を注ぎ、「これで学校の木々を増やしましょう」と校長先生に直談判していたほど環境への取り組みには興味を持っていました。
 昨年より、工場として「エネルギー消費原単位 前年度比1%削減」の目標を掲げ、環境委員として活動してまいりましたが、活動してみて感じたことは改善すべきことがたくさんあるなかで、ひとりの力では目標を達成することが難しかったであろうということでした。
 「アース戦隊」として学校をあげて活動してきたあの頃のように、全員参加の環境活動を実現させたいという思いから今回のキャッチコピーが生まれました。
 日本ジェネリック製薬協会の会員各社が、人々の健康と環境活動に積極的に取り組んでいることが少しでも多くの方々に伝わり、「ひとりひとり」の思いや行動が「みんなで始めるエコ活動」に繋がるきっかけになれば幸いです。

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第22回 IGBA年次総会

 第22回のIGBA(International Generic and Biosimilar Medicines Association:国際ジェネリック医薬品・バイオシミラー協会)年次総会が、6 月12 日~ 14 日にポーランド・ワルシャワにおいて盛大に開催されました。
 今回も、昨年と同様に、欧州ジェネリック医薬品協会の第25回総会との合同総会として開催され、参加者は合計190名(欧州:154名、米国:15名、日本:9名、その他:12名)でした。日本からの参加者の内訳はGE薬協会員企業8名、事務局1名でした。
 総会では<グローバルヘルス:アクセスと持続可能性のバランス>をテーマとし、「医薬品市場の現状と将来」、「国際貿易協定の影響」 「国際的な規制調和による効率性」、「付加価値医薬品」、「バイオシミラー医薬品」、「新たな医療政策」、「医薬品アクセス改善とその持続性の確保への取組み課題」などのセッションにおいて発表、パネルディスカッションが行われました。ジェネリック企業のみならず当局、患者団体など各ステークホルダーも加わった活発な議論が展開されました。また、WHOの事務総長補であるマリアンジェラ・シマオ氏による基調講演も行われました。次回は、2020年6月17日(水)~ 19日(金)ギリシャ・アテネで開催される予定です。

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