社長就任ご挨拶
社長就任ご挨拶
代表取締役社長 岩本 紳吾
サンド株式会社とアスペンジャパン株式会社の統合に伴い、2020 年 4 月 1 日付けで、サンドの代表取締役社長に就任いたしました岩本紳吾でございます。引き続きアスペンジャパンの代表取締役社長も兼任させていただきます。よろしくお願いいたします。
両社の代表取締役社長として、4 月より気持ちを新たに、明るい未来に向かってスタートを切るつもりでしたが、残念ながら、コロナの影響により少々重苦しいスタートとなってしまいました。しかしながら、社員とのコミュニケーションはオンラインで行い、新会社の向かっていく方向性についての私の考え方は、伝えることができました。
サンドは、日本においてノバルティスのジェネリック医薬品事業部門として、高品質なジェネリック、バイオシミラー製品の供給を通し、またアスペンジャパンは、GSK、MSD、ブリストル社から承継した製品により 2015 年にビジネスを開始し、2017 年にはアストラゼネカ社より麻酔領域の製品を承継し、患者様にとって必要な製品を、先発メーカーに代わりお届けすることで日本の医療に貢献させていただいております。
この統合により両社の強みを活かし、日本の医療にさらに貢献できる会社となると、私は確信しております。サンドの豊富な製品ラインアップ、特にオンコロジー領域の製品については今後も充実させていきます。またオーソライズドジェネリックについても、現在有している製品に加え、新たな製品を追加していく予定です。アスペンジャパンにおいては、患者様が必要とする薬剤を先発メーカーから承継し患者様にお届けする、繋げるビジネスを継続していきます。そしてそれら両社の製品を安定的にリーズナブルな価格で提供できる体制を強化していきます。
社員一丸となって、より価値ある会社を目指し全力を尽くす所存でございますので、皆様方におかれましては引き続き、新会社への変わらぬご支援を賜りますようお願い申しあげます。
社長就任ご挨拶
代表取締役社長 澤井 健造
令和2年6月23日をもって沢井製薬(株)代表取締役社長に就任致しました澤井健造と申します。何卒よろしくお願い申し上げます。
ジェネリック医薬品の使用率が高まるにつれ我々の果たすべき社会的責任も益々大きくなって参りました。今や全医薬品の5割近くを占めるジェネリック医薬品は国民の財産であり、必要不可欠な存在であります。更に昨今のコロナ禍においては、医薬品の供給不安の声もあがっています。まずは全てのジェネリック医薬品企業が誠実に品質に対して向き合い、真摯に安定供給に努めることが大切だと思っています。
当社は1929年に設立、1965年にジェネリック医薬品の製造・販売を始めてから、はや半世紀が過ぎました。苦難の歴史ではありましたが常に業界の先頭に立ってジェネリック医薬品の発展に尽くして参りました。長年に渡る啓発活動の成果はあったと言えますが、制度問題や市場情勢を含めた経営環境はこれからより一層厳しいものになるとの予想もあります。環境変化にフレキシブルに対応することで、ジェネリック医薬品業界の更なる発展に貢献したいと考えております。また米国ジェネリック市場参入を通じて当社の人材育成やオペレーションのレベルアップを図ることが業界全体の成長にも貢献すると信じて日々精進して参りますので何卒よろしくお願い申し上げます。