お知らせ
ジェネリック医薬品の信頼確保に関する対応について-具体的な取組みのお願い-
当協会ではジェネリック医薬品に対する信頼の回復に向け、これまで公開しておりましたガントチャートを再構築し、「コンプライアンス・ガバナンス・リスクマネジメントの強化」を項目の冒頭に、「コンプライアンス・ガバナンス・リスクマネジメントの強化」、「品質を最優先する体制の強化」、「安定確保への取組み」、「積極的な情報の提供と開示」等を図る取組みの継続を最優先で進めています。
上記の取組みの中で特に、業界における経営者およびすべての従業員にコンプライアンス意識が浸透し、ガバナンス体制(管理体制・内部統制)が強化されるとともに、リスクマネジメントが実践されるよう、先ずは会員企業内で「経営者自らが法令を厳格に遵守する宣言」を行い、各社のホームページ上に公表するよう会員各社に対して通知を発出し要請しています。
今回、特設サイトに「10.会員各社の法令遵守宣言について」を新設し、各社の宣言をまとめたリンク一覧を掲載いたしましたのでお知らせいたします。
【ジェネリック医薬品に対する信頼の回復に向けた当協会の取組みについて】特設サイト
https://www.jga.gr.jp/effort.html
※特設サイトの詳細につきましては、本号掲載「『ジェネリック医薬品の信頼回復に向けた取組み』特設サイトのご案内」をご覧ください。
『ジェネリック医薬品に対する信頼の回復に向けた取組み』特設サイトのご案内
日本ジェネリック製薬協会では、協会の各種取り組みを見える化し、少しでも皆様にご安心いただけることをご理解いただくため、その取組内容をお伝えすることを目的として、『ジェネリック医薬品に対する信頼の回復に向けた当協会の取組み』に関する特設サイトを設け、協会の取組みの概要や進捗状況等を取りまとめて情報公開しております。今後も、最新の情報を公開してまいりますので、ぜひ一度、ご覧ください。
協会 Web サイト TOP ページのバナーより、アクセスいただけます。
参考)コンテンツのご紹介(一部抜粋)
【7. 会員各社の自主点検状況について】
協会発第 25 号通知(令和 3 年 3 月 25 日付)により、会員会社が実施しております製造販売承認書と製造実態との整合性を確認する「製造販売承認書チェック」の自主点検は、原則として会員各社が同じ方法、同じ判断基準で実施しており、要綱や手順、点検状況の各社該当ページへのリンクについて掲載しております。
【8. 会員各社の情報公開状況について】
インタビューフォームへの共同開発会社の記載対応、製剤・原薬製造所の公開など、会員各社の情報公開状況と該当ページへのリンクを一覧で掲載しております。
【9. 会員各社の供給調整状況について】
会員各社の供給調整状況について、品目数や該当情報の掲載ページへのリンクを一覧で掲載しております。
【10. 会員各社の法令遵守宣言について】
協会発第 68 号通知(令和 3 年 10 月 25 日付)により、業界における経営者およびすべての従業員にコンプライアンス意識が浸透し、ガバナンス体制(管理体制・内部統制)が強化されるとともにリスクマネジメントが実践されるよう、会員企業内で「経営者自らが法令を厳格に順守する宣言」を行い、その内容について各社ホームページへの掲載を行っております。
各社の対応状況並びに、各社が該当ページへのリンクがご確認いただけます。
本情報は記事作成時の 2021 年 12 月 3 日現在のものです。最新の情報は協会サイトにてご確認ください。
信頼回復の取組みWEB説明会
講演日:2021 年 11 月 22 日(月)15:30 ~ 17:00(対象:全国健康保険協会)
2021 年 11 月 26 日(金)14:00 ~ 15:30(対象:健康保険組合連合会)
形 式:オンライン説明会
テーマ:「ジェネリック医薬品の信頼回復」に向けた日本ジェネリック製薬協会の取り組みについて
説明者:佐藤 岳幸(日本ジェネリック製薬協会 理事長)
田中 俊幸(日本ジェネリック製薬協会 広報委員会委員長)
概 要:
当協会では、ジェネリック医薬品に対する信頼回復に向け、コンプライアンス・ガバナンス・リスクマネジメントの徹底を図り、品質を最優先する体制の強化、安定確保への取組みを実施しております。これらの取組みについては、積極的な情報の提供と開示の一環として、本年4月28日に開催いたしました当協会の取組みについての説明会に続き、その後の状況等を踏まえ、改めて現在の当協会の取組みについてご報告をさせていただきました。
健康保険組合、保険薬局向けの講演
講 演 日:2021 年 11 月 10 日(水)14:30 ~ 15:30
講演会場:豊田産業文化センター(愛知県豊田市)
参加人数:25 名
テ ー マ:社会保障制度の持続性に貢献するために 品質への不安解消に向けた取り組み
講 師:田中 俊幸
(日本ジェネリック製薬協会 政策委員会実務委員長兼広報委員会委員長)
概 要:レセプト点検等の事業を行う企業が開催する「第 12 回調剤レセプト直接請求審査・支払薬局と健保の懇談会」にて、愛知県を拠点とするトヨタ関連の 6 健康保険組合および 8 保険薬局に対して講演しました。
講演の質疑応答で出た「厳しいご質問と意見」を以下にご紹介させて頂きます。
●安定供給についての「実態、現在の取組み、今後の見込み」について教えてください。
●健康保険組合として、加入者 ( 患者 ) のジェネリックへの理解、受け入れを得やすくする為には何が出来ますか?
●ジェネリックメーカーだけではなく不祥事が続いていますが、新たな不祥事や回収はまだ出る可能性はありますか?
●協会として一般向けの活動 ( 安心感アップ、利用促進 ) は? 医療機関、保険薬局へはどんな活動をしていますか?
●医薬品の不足状況を一元管理出来るようにしていただきたいです。各製薬会社のホームページ (HP)を見ないと分からないですし、HP にすら掲載していない会社もあるようです。
●不正を防ぐには、監視指導体制の強化しかないと思いますが、自主点検など社内のチェック体制は意味がない事は一連の不祥事で明白です。今後、製造管理、品質管理について具体的にどのように取り組む予定でしょうか?