全星薬品工業株式会社
当社は、大阪市南部の阿倍野区(天王寺)のオフィスビル「あべのメディックス」に本社を置いています。
このビルには、隣接地にキャンパスをもつ大阪市立大学医学部(医療研修センターなど)や大阪
市保健所をはじめとする医療従事者が主に入居されています。
工場の所在地は大阪府南部の岸和田市と和泉市、この周辺地域に深く根付いている「だんじり祭り」があり、社員が運営に携わり参加をしています。少し荒っぽいイメージが一般的にはあると思いますが、地元ネットワークによる社員からの人材紹介や情熱と人情からくる結束力といった強い結びつきを大いに感じられることがあります。また、東日本大震災の時、グループ会社の従業員を数ヶ月間受入れた際には、皆で一致団結して前向きに取り組む姿にも地域性を感じ取れた出来事がありました。
当社の特徴の一つに、従業員の約4割が女性という製造業としては高い就業率があります。女性活躍推進法が施行される以前より、女性も働きやすい、活躍できる職場を目指し環境を整備してきました。昨年申請し11月に「えるぼし認定(3っ星)」を取得しました。
また、主な社内催しの一つに、労使共催での運動会があります。4チームの各チームが一丸となって各競技を行い、毎回大きな盛り上がりを見せるイベントになっています。参加者全員が頑張って協力し合うことで社内全体の一体感の醸成に繋がるだけでなく、普段接する機会の少ない部署間の
コミュニケーションの場としても有効活用されており、家族も参加可能で家族サービスの場としても、貴重な機会となっています。
他には、社員相互の親睦を図るべく10の社内部活動があります。その中から野球部と音楽部について紹介をします。
野球部は創部14年目になり会社名を由来とした「オールスターズ」のチーム名で活動しており、部署の垣根を超えた20~60歳代と幅広い年齢層のオールスターな社員が約20名所属しています。地元の少年野球チームとの合同練習をするなど、仕事では関わらない社内外の人との交流や絆を大切にしています。春には大阪薬業健保組合野球大会(最高成績ベスト4)、春秋には和泉市軟式野球に参戦しています。
音楽部は2016年に発足し、現在部員は14名、管楽器演奏者が多いので木管・金管混合のアンサンブル形式で社内の催しやデイサービス・老人ホームへの訪問演奏を行うなど、地域との交流による活動も行っています。
以上、当社の地域性や事業の取組み以外の活動について紹介させていただきました。
最後になりましたが、当社は昨年創業70周年を迎えました、「まごころを込めて健康をお届けします」という経営理念のもと、特徴のあるジェネリック医薬品の開発、並びに製造受託会社として医療機関や患者様に信頼され安心して服用頂ける良質な医薬品を提供し続けて参ります