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月刊JGAニュース

ダイト株式会社  

ダイト株式会社

https://www.daitonet.co.jp/

創 業 年 :1942年(昭和17年)
代表取締役社長:大津賀 保信
本社所在地:富山県富山市八日町326番地
従 業 員 数:821名(2023年5月末現在)

【企業理念】
社員が「楽しい会社、楽しい仕事」を実感できる働きやすい職場を作り、健康な社会作りに貢献し、選ばれ続ける企業を目指します。

 今回は当社での最近の設備投資についてご紹介させて頂きます。
 原薬では2022年5月に竣工した新棟(第七原薬棟)が、2023年1月から本格稼働を開始しており、自動化設備の導入により生産の合理化、効率化を進め、医薬品原薬の安定供給や安全対策の確保に向けた体制強化を図っています。製剤では2018年11月に竣工した高薬理製剤棟(第八製剤棟)において1ライン目の製造設備は、順調に稼働しており、将来スペースとしていた2ライン目の製造設備についても2020年12月に竣工し2022年5月より商用生産を開始いたしました。また、現在、新たに2つの設備の新規工事を実施しております。
 一つは新規製剤棟(第十製剤棟)で、ジェネリック医薬品の製造販売数量の増加や安定供給への対応、他社医薬品メーカーからの医療用医薬品、OTC医薬品の製造受託などの案件が増加しており、既存設備の稼働率が継続的に高い状況である事を受け、2022年9月より建設に着手しています。固形製剤の製造向けの設備を導入する計画で製剤の製造設備と包装設備のほか、自動倉庫の併設による物流機能も兼ね備え、生産量が大幅に増加する中、これまでは原材料及び製品の保管場所が確保できず、外部倉庫を一部利用しておりましたが、今回約3,000パレットの保管能力をもつ自動倉庫を併設することによる省力化と外部倉庫利用削減が可能となります。こちらは2023年12月竣工、2024年8月生産開始を予定しております。
 次に2022年11月に総合研究センターの新築工事に着手しました。同センターの運用により、これまで別々になっていた研究員の事務所と実験室を同じ施設に機能的に配置することで、新規自社製品の研究開発強化、作業の効率化と、品質向上を目指しています。更に経営戦略の柱で掲げている、新技術・新領域への挑戦で進めている「5つの新規プロジェクト」の実践にも生かしたい考えです。こちらは2024年2月竣工を予定しております。
 この文章を執筆している9月現在、両施設とも外観ができてきており、それを目にする度に新たなビジネスへの期待と挑戦に想いを寄せております。

 

 

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