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月刊JGAニュース

経営層向けコンプライアンス研修会  

信頼性向上プロジェクト

開催日時:令和6年2月29日(木) 13:30 ~15:00
開催場所:WEB会議
参加者:32社 (111名)
開会挨拶:日本ジェネリック製薬協会 会長 高田 浩樹
演 題: 企業不祥事を防ぐ -ジェネリック医薬品企業のコンプライアンス-
講 師:國廣 正 先生
(国広総合法律事務所 パートナー弁護士)
閉会挨拶:日本ジェネリック製薬協会 理事長 佐藤 岳幸

 概 要:
 当協会では、ジェネリック医薬品に対する信頼の回復に向けて、品質確保・安定確保への取組みとともに、会員各社のコンプライアンス・ガバナンス体制の強化についても不退転の決意で進めております。その一環として特に経営層をターゲットとしたコンプライアンス研修会を実施いたしました。研修会では、会員会社32社より代表者、経営幹部、コンプライアンス担当役員を含む111名の皆様にご参加いただきました。
 冒頭、高田会長からは、業界への厳しい目が向けられている現下の状況を鑑み、本研修会への積極的な参加に謝意が述べられるとともに、本研修会が業界全体のコンプライアンス意識の向上の一助となるよう期待するとの発言がありました。
開会挨拶に続き、国広総合法律事務所の國廣 正先生に「企業不祥事を防ぐ -ジェネリック医薬品企業のコンプライアンス-」と題してご講演いただきました。
 講演では、ジェネリック医薬品企業による不祥事の特性について異業種の日本メーカーの例も交え概説いただき、経営層としてどのように取り組み、何を重視していくべきかを丁寧に解説いただきました。その後、質疑応答が行われました。
 最後に、佐藤理事長より研修会参加者に対して、現在協会が行っている取組みの社内での共有や、法令遵守体制の強化に経営トップ自らが先頭に立って推進いただくようお願いがあり、研修会は終了いたしました。
 全ての患者様及び医療関係者の皆様に更に安心して使用いただける品質の担保されたジェネリック医薬品のみが安定的に市場に流通する状況を実現すべく、協会としてコンプライアンス・ガバナンスに関わる取り組みを今後も継続的に実施し、会員各社での運用の徹底を行ってまいります。