自民党「第19回ジェネリック医薬品の将来を考える会」について
2024年4月8日(月)、自民党の議員連盟「ジェネリック医薬品の将来を考える会」(会長:上川 陽子 衆議院議員)が開催されました。
今回は、「後発医薬品の安定供給等の実現に向けた産業構造のあり方に関する検討会」におけるこれまでの議論を厚生労働省からレビュー頂き、GE薬協にも意見を述べる機会を頂きました。
参加した議員からは、「いつ供給が正常化するのか」、「対策に具体性がないのではないか」といった厳しいご意見がありました。ジェネリック医薬品産業の構造については、「業界全体としての検討事項をどのように解決していくべきなのか」といった疑問が投げかけられました。日本ジェネリック製薬協会としては、会員会社以外の製造販売企業とも連携を図っていきたいと回答しました。また、ジェネリック医薬品業界が市場の優位性などの観点から独禁法を懸念している背景が示され、その解消に向けた取り組みについても様々な意見がありました。
次回は4月23日の実施が予定されております。議連として重要と考える事項については「骨太の方針」への反映を見据えて検討していくこととされております。
(取材:日本ジェネリック製薬協会 広報委員会)
(ご参考)
後発医薬品の安定供給等の実現に向けた産業構造のあり方に関する検討会|厚生労働省 (mhlw.go.jp)