COP委員会研修会 実施報告
コードオブプラクティス委員会
開催日時:令和6年4月17日(水)14:00~16:00
現地会場:CIVI研修センター日本橋
開催形式:対面+オンライン
参 加 者:約300名(29社)
COP委員会の年間施策の一つとして、COP委員会研修会を販売情報提供活動対応委員会との共催によりハイブリッド形式で開催し、会員会社30社のうち29社から約300名の皆様(COP担当者、販売情報提供活動ガイドライン監督部門担当者、資材作成部門担当者等)に参加いただきました。
講演1では、COP委員会の篠原委員長より、第6回販売情報提供活動に関するアンケートの結果報告がありました。販売情報提供活動の資材等の審査対象、モニタリング範囲・方法、不適切な事例、販売情報提供活動監督部門の体制等について、会員各社の実態を説明させていただきました。
講演2では、厚生労働省医薬局 監視指導・麻薬対策課 佐藤課長より「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン―Q&A その4について―」と題して、Q&A作成に至った背景やQ&Aの解釈について、会員企業からの事前質問に対する見解を交えながら詳しく解説いただきました。また、会員企業や業界団体に求めることにも言及されました。
講演3では、医療用医薬品製造販売業公正取引協議会 杉山専務理事より「独占禁止法のカルテル規制」と題して、カルテルとして規制する範囲や具体例について解説いただき、カルテルの未然防止や違反早期発見のための施策、団体における自主規制と独占禁止法の関係についても分かりやすく解説いただきました。
今回の研修会が契機となり、販売情報提供活動のあり方を見直す機会となれば幸いです。販売情報提供活動ガイドラインの遵守および医療関係者が必要とする情報の適時適切な提供をお願い致します。