患者団体・透明性ガイドラインの制定
当協会は、患者団体に提供している金銭的支援等について一定のルールの下に情報を開示することにより、一層の透明性を確保し、その活動が高い倫理性を担保したうえで患者団体の活動・発展に寄与する誠実な活動であることについて広く理解を得る必要性があると考え、2023年4月に「企業活動と患者団体の関係の透明性ガイドライン」を策定しました。
併せて、患者団体との協働の目的と内容に ついて充分な相互理解に努めるため「患者団体との協働に関するガイドライン」を策定しました。
当協会の会員会社は、2024年度より、直接的資金提供、間接的資金提供、会員会社からの依頼事項への謝礼等、労務提供を行った患者団体についてその内容を公開することになります。
会員会社におかれましては、患者団体との関係について自社指針を策定いただき、当該指針に基づく活動をお願いいたします。
GE薬協透明性ガイドラインを策定した背景は以下の通りです。
・ 2007年 欧州団体製薬連合会
「製薬業界と患者団体との関係に関する行動規範」を採択
・2012 年 日本製薬工業協会
「企業活動と患者団体の関係の透明性ガイドライン」を策定
・2018 年 APEC ビジネス・エシックス・フォーラム(東京開催)
患者団体、政府、医療界、製薬産業および医療機器産業の団体は「日本における倫理的提携のためのコンセンサス・フレームワーク」のなかで、透明性の確保と説明責任を推進することを宣言
(COP便り:バックナンバー)
https://www.jga.gr.jp/jgapedia/cop.html