「JGAニュース 200号 発刊」に際して
本号がJGAニュース発刊200号となりました。まずは200号の発刊を迎えられたことに際し、読者の皆様、記事をご寄稿くださる協会外の皆様、並びに協会役員をはじめ各委員の皆様、毎号記事の検討・校正を行っている広報員委員会ニュース・講演部会のメンバーなど、多くの方に支えられての発刊だと感じております。一委員ではございますが、この場をお借りして御礼申し上げます。
日本ジェネリック製薬協会(以下、GE薬協)の歴史は、1965年4月のTDS協議会の創基にさかのぼります。その後、1968年4月、GE薬協の前身となる、医薬工業協議会(以下、医薬協)に改称されます。そして2007年10月、さらに、日本ジェネリック製薬協会に改称されました。2024年12月の時点で、TDS協議会から59年、医薬協からは56年、GE薬協となり17年の歴史となります。
JGAニュースの前身である「医薬協ニュース」は1971年8月に発刊されました。そこから2008年3月の最終号の発刊まで、440号を数えます。翌2008年4月よりJGAニュースとして、今回の200号発刊まで至ります。ここまで絶やさず発刊がされ続けているということは、歴代の編集委員の皆さんの努力と、皆さんのご寄稿からなりたっており、あらためて、その継続性に敬服いたします。
私事ながら、協会での広報委員会(参加当時は広報部会)として活動は2007年から、途中で6年ほど交代していた時期はありますが、現在まで通算で10年ほど参加させていただいており、この長く、今なお継続されている歴史の中に末席として携われていることを嬉しく思います。
JGAニュースの最初の発刊前後からの環境の変化としては、発刊前年に「後発医薬品の安心使用促進アクションプログラム」が公開され、その後2013年に「後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ」の公開、「経済財政運営と改革の基本方針 2015」での後発医薬品シェアでの新たなる数字目標の設定、2021年度の同方針では、「全ての都道府県で数量シェアで80%以上」という目標の設定、またその後、副次目標として「金額シェアで65%以上」という目標が設定されるなど短いスパンで様々な動きがあると共に、現在は医薬品の品質・安定供給での大きな課題があり、協会としても供給不安の解消に全力で取り組んでいるところです。
JGAニュースは、協会の広報誌として協会の動きなどを皆様に知っていただく役割を基本としながら、その他さまざまな情報をタイムリーにお届けできればと考えております。毎号の記事で悩むことも多々ありますが、皆様のご協力をいただきながら、先達の皆様が紡いでこられたこの歴史を絶やさぬように、取り組んでまいります。
当協会のホームページでは、バックナンバーも掲載しております。皆様のいろいろなイベントのタイミングでどのような記事が掲載されていたか、という見方をしていただいても趣深いかもしれません。
ぜひ、ご一読いただけますと幸いです。
【JGAニュース 最新号・バックナンバーはこちらから】
JGAニュース 一覧:https:/www.jga.gr.jp/information/jga-news.html