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月刊JGAニュース

コードオブプラクティス(COP)委員会研修会 実施報告  

コードオブプラクティス委員会

開催日時:令和7年3月6日(木)14:00~16:00
現地会場:CIVI研修センター日本橋
開催形式:対面+オンライン
参 加 者:約300名(29社)

 COP委員会の年間施策の一つとして、販売情報提供活動対応委員会との共催により、COP委員会研修会をハイブリッド形式で開催し、会員会社30社のうち29社から約300名の皆様(COP担当者、販売情報提供活動ガイドライン監督部門担当者、資材作成部門担当者等)に参加いただきました。

 冒頭、篠原委員長より、第7回販売情報提供活動に関するアンケートの結果報告がありました。販売情報提供活動管理部門における効果的な取組み、教育研修、モニタリング、不適切事例の対応、販売情報提供活動ガイドラインに関するQ&A(その4)発出後の対応等について、会員各社の実態を報告いただきました。

 次いで、2社の会員発表がありました。

 沢井製薬株式会社 販売情報提供活動管理室 和田 光市氏からは、「販売情報提供活動に関する当社での取り組み」と題して、自社主催・共催におけるフォーミュラリをテーマとした講演会実施に関する取組み、フォーミュラリ講演会実施に関する指針の作成について報告いただきました。
 株式会社陽進堂 販売情報提供活動管理室 五島 直民氏からは、「販売情報提供活動に係る当社の取り組み」~教育・管理の視点より~ と題して、活動記録のモニターや社内教育の具体例を提示いただくとともに、いかに販売情報提供活動ガイドラインを自分事として理解する風土を醸成するかが今後の課題であることを報告いただきました。
 講演では、MIフォース株式会社 事業開発本部 広告審査部長 仲川 智幸氏より、「販売情報提供活動 GL 対応支援における受託会社の実践事例」と題して、資材審査業務における指摘コメント事例、講演会スライド審査における論点(論文未発表データの取扱い、有効性と安全性のバランス等)、講演会モニタリング、業務記録モニタリング等についてお話いただきました。

 今回の研修会が契機となり、販売情報提供活動のあり方を見直す機会となれば幸いです。販売情報提供活動ガイドラインの遵守および医療関係者が必要とする情報の適時適切な提供をお願い致します。