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月刊JGAニュース

経営層向けコンプライアンス研修会  

信頼性向上プロジェクト

開催日時:令和7年2月19日(水) 13:00 ~15:00
開催場所:CIVI研修センター
形  式:WEBとのハイブリッド形式
参 加 者:108名(28社)
開会挨拶:日本ジェネリック製薬協会 会長 川俣 知己
演  題:これからの企業ガバナンスと組織風土 ~検証・改善への科学的アプローチ ~
講  師:長島・大野・常松法律事務所弁護士 深水 大輔 先生
閉会挨拶:日本ジェネリック製薬協会 理事長 佐藤 岳幸

概 要:
 当協会では、ジェネリック医薬品に対する信頼の回復に向けて、品質確保・安定確保への取組みとともに、会員各社のコンプライアンス・ガバナンス体制の強化についても不退転の決意で進めております。その一環として特に経営層をターゲットとしたコンプライアンス研修会を実施いたしました。研修会では、会員会社28社より代表者、経営幹部、コンプライアンス担当役員を含む108名の皆様にご参加いただきました。
 冒頭、川俣会長からは、業界への厳しい目が向けられている現下の状況を鑑み、本研修会への積極的な参加に謝意が述べられるとともに、本研修会が業界全体のコンプライアンス意識の向上の一助となるよう期待するとの発言がありました。
 開会挨拶に続き、長島・大野・常松法律事務所の深水大輔先生に「これからの企業ガバナンスと組織風土」と題してご講演いただきました。
 講演では、度重なる企業不祥事と日本企業の競争力低下、主体的なガバナンスの必要性、組織風土のデザイン、実証的アプローチを活用した施策の実効性評価について経営層としてどのように取り組み何を重視していくべきか丁寧に解説いただきました。その後、質疑応答が行われました。
 最後に、佐藤理事長より研修会参加者に対して、現在協会が行っている取組みの社内での共有や、法令遵守体制の強化に経営トップ自らが先頭に立って推進いただくようお願いがあり、研修会は終了いたしました。
 全ての患者様及び医療関係者の皆様に更に安心して使用いただける品質の担保されたジェネリック医薬品のみが安定的に市場に流通する状況を実現すべく、協会としてコンプライアンス・ガバナンスに関わる取り組みを今後も継続的に実施し、会員各社での運用の徹底を行ってまいります。

 

深水大輔先生
以上