2023年3月10日(金)、自民党の議員連盟「ジェネリック医薬品の将来を考える会」(会長:上川 陽子 衆議院議員)が開催されました。今回は主に厚労省「医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会(2月15日)での議論」を踏まえた各議員の質問や意見を共有する場となりました。
議員からは、「安定供給の見通し」や「製造コストが上昇している中で今後の増産への見込み」等の質問がありました。その中で特に「安定供給に対する投資をしっかりやっている企業を評価してはどうか」との意見も出ました。
また、ジェネリック医薬品業界が置かれている立場について、例えば原価率が8割を超える品目が全体の3割程度である実情を踏まえ、今後、業界だけではなく、国もどのような対策をしていくべきなのかという意見も出ました。
さらに、産業自体の脆弱性が課題としてあげられる一方で、医療経済上の貢献がある業界でもあり、医薬品産業にかせられているミッションは大きいとの意見などがありました。
本議連では引続き、有識者検討会での議論を踏まえながら、ジェネリック医薬品の位置付けや構造的課題に関してのあるべき方向性を検討し、「骨太の方針2023」を見据えた提言をまとめることを目指します。
※本件の詳細は、「JGAニュース4月号」に掲載予定です。ぜひ併せてご覧ください。
(ご参考)
月間JGAニュース
https://www.jga.gr.jp/information/jga-news.html
GE薬協Webサイトリンクページ:業界に関わる審議会情報
医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会
https://www.jga.gr.jp/link.html
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