日本ジェネリック製薬協会|自民党「第17回ジェネリック医薬品の将来を考える会」開催(2023年3月30日)
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自民党「第17回ジェネリック医薬品の将来を考える会」開催(2023年3月30日)

2023年3月30日(木)、自民党の議員連盟「ジェネリック医薬品の将来を考える会」(会長:上川 陽子 衆議院議員)が開催されました。今回は主に厚労省「第10回 医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会(3月17日)」における検討状況(薬価差等の課題)を踏まえた各議員の質問や意見を共有する場となりました。

議員からは、「現在の問題解決の先に向けても、希望のある形で業界の発展につながるような、また、国民が不安に思う事態を改善すべく知恵を絞っていきたい」「この議連はジェネリック医薬品の将来を考える会。いかにこの産業が育ち安定供給を実現するか。産業政策、ビジネスモデル構築につなげたい」「もう少し骨太の議論していくべきでは?」「バイオシミラーのようにまだ日本で足りていない分野もある。特許切れ医薬品にこだわらず、各社役割を分散していくことも1つではないか?」「いきなり80%目標を目指したことについて今から考えるとどうだったのか?もっと段階的に進んでいたら何か違っていたか?(いろんな問題が噴出しているため、頭の整理として。また、考え方の枠組みとして仮にもっと余裕を持って進めていたらどうだったのかという発想で振り返ることも必要ではないか)」等の意見が出ました。

本議連では参加議員における積極的な議論を重ね、いよいよ取り纏めの段階に入っており、有識者検討会での議論を踏まえながら、引続き、ジェネリック医薬品の位置付けや構造的課題に関してのあるべき方向性を検討し、「骨太の方針2023」を見据えた提言をまとめることを目指します。

なお次回は「議連としての提言のたたき台」に関する議論をメインとして、4月半ば頃までの実施を予定しています。

※本件の詳細は、「JGAニュース5月号」に掲載予定です。ぜひ併せてご覧ください。

(ご参考)
月間JGAニュース
https://www.jga.gr.jp/information/jga-news.html

GE薬協Webサイトリンクページ:業界に関わる審議会情報
医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会
https://www.jga.gr.jp/link.html

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